知らんがな。 -5ページ目

ガリガリ君vol2。


今日、僕は友達のガリガリ君と
一緒にコンビニに行った。
http://shirangana.ameblo.jp/day-20040917.html

レジで僕が前に並んでいた。

ふと、やな予感が沸いた。

「まさか?」

振り返ってみた。

予感的中だった。。。

また、この関西人はうれしそうに持っていた。

ガリガリ君だ。

でも、ちょっと色が違う。

緑だ。

そしたら、またニヤニヤとからんできた。

「これねー。いつもと違うんすよ。
マスカットなんすよ。
この、季節によって味を楽しめるいうんがねー。
憎いところなんですよー。」

おまえが憎い。

「もうちょっとしたら、梨がでるんすよ。」

「でも、やっぱ僕はソーダ味ですけどね。」
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知らんがな。

やっぱ、梨は黄色なのか?

いや、どうでもいい。

季節の変わり目に、
こいつとコンビニに行くのは、絶対やめようと思った。

かっこいいCDプレイヤー。


僕の家のCDラジカセのコードが
1年半前くらいになくなった。

カックイイコンポを買おうかどうか迷って
時がすぎた。

テンションはいつでもあげれるから
別にNO MUSICな生活でもいけると
勘違いしてる僕には
そんなに支障はなかった。

しかし、出会ってしまった。

カックイイCDプレイヤーに。

http://store.muji.net/user/ItemDetail/detail?svid=6&_from=/ListProducts/itemlist&sc=S00703&sp=muji&prd=4547315778829&sku=4547315778829#

無印良品製である。

まるで、換気扇である。
再生が下のひもをひっぱるのだ。
なんて、カックイイんだろうと思った。

迷わず買った。

そして、その日は
めったにいかないおしゃれな街
代官山に行った。

NO MUSIC NO LIFEになった僕は『bonjour records』とかにも入ってみた。
http://www.bonjour.co.jp/index_whatsbonjourrecords.html


でも、さっぱりわかんない。

各CDに、おしゃれな店員さんの
気のきいたコメントが書かれているが
それを見ても、僕にはどれがいいんだか
まったくわからない。

『ポップでキャッチーな』とか。

想像がつかない。

とりあえず、華奢(きゃしゃ)な、
ボーダーの長袖をきて
くるぶしまでのパンツをはいた
アンニュイな感じの店員さんに
「部屋で聞いて、なんかくつろいでるねー。
って感じのCDありますか?」
と尋ねた。

「え?」
ちょっと、おどろきながら
とりあえず、上から下まで見られた。

戸惑いながら、「ハウスなんかでもいいですか?」
と聞かれた。

とりあえず、
「ハウスなんかでもいいです。」と
答えといた。

店員さんがおすすめCDを3枚持ってきてくれて
3枚とも買って帰った。
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家に帰って、カックイイ換気扇で
『ハウスなんか』を聞いてみた。

3枚中、歌がはいってるのは1枚だけだった。。。。

僕は二度と
「ハウスなんかでもいいです。」と
音楽通ぶるのは辞めようと思った。

脳みそ筋肉。

・【脳みそ筋肉】/のうみそきんにく

尋常でない筋力トレーニングの結果、
体だけでなく、脳みそまでが鍛えられ
「みそ」が「筋肉」に変わってしまった人のことをいう。
熱血漢に多い。

主な生息地:ラグビー部・アメリカンフットボール部・体育教師
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私の友達の中学の体育教師は
脳みそ筋肉だったらしい。

ある体育の時間のことだった。

その日は、サッカーだった。

授業が始まると、その先生は
生徒を何人かよび、ゴールを運ぼうとした。

「よーし。これ運ぶぞ。はしっこ持てー。」

「そしたら、いち・にの・さん!
で、持ち上げるぞ。いいか。」

「はーい。」

生徒は、ゴールのはしを持ち
教師の合図を待った。

そして、教師は力を込めて言った。

「せーの!!」

教師一人が持ち上げた。

「おいっ!おまえら、なんで持ち上げへんのや!」

教師は、怒鳴った。

「・・・・。」

「いや、合図変わってますやん。」とは、
誰も口にできず、とりあえず謝ったらしい。
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恐るべし、人間の神秘。

筋肉増強万歳!

愛を叫ぶ。


このまえ、20代後半のカップルが
深刻そうに、立ってむかいあっていた。

彼女のほうは、下を向き
彼のほうは、その彼女の両肩に手をかけ
話をしていた。

なだめる彼の言葉も虚しく
彼女は、シクシクいいだした。

そんな彼女に、彼はおでこをくっつけて言った。

「しょうがないよ。」

「でも・・・」

彼女が泣きそうな声で言った。

その瞬間、彼は彼女を抱き寄せた。

二人の間で、グッとくる瞬間。

ドラマでいうクライマックスだ。
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でも、そこ、駅の改札のすぐ前やから。

キオスクの前やし。

朝9時半やから。

勘弁してください。

マニキュア。

この前、会社で新人歓迎会があった。

いつもの、和風居酒屋に
20人ぐらいが集まった。

そこに同じチームだが、
働いている場所の違う友達
ツッチーもきていた。

ツッチーは、30歳独身
身長180cmぐらい
髪型は、訳あってボウズにして
今はそれが伸びた感じ。
性格は、やさしい「M」だ。
彼女はいない。
ナイスガイである。

モテるモテないで言うと
彼もやはりモテてない。

そんな、ツッチーと隣で飲んだ。

くだらない話で盛り上がっていた。

そんなときに、後輩の女の子が
ツッチーの指を見て

「あ、透明のマニキュア塗ってるじゃないですか!」

「誰に縫ってもらったんですか。あやしいな~。」

みたいなことを言っていた。

僕もみたら、ほんとに
できるかなのノッポさんの指みたいになってた。

「あれ、どうしたの?」

「彼女できた?」

と、その後輩と2人で
よくあるちゃかし系のノリで
聞きよってた。

そしたら、ツッチーは

「言ってなかったけ。俺、今友達と
その友達の彼女と住んでるのよ。」

「それで、その彼女が『塗らせて』
みたいなことを言ってきて・・・」

僕は、そこまで言われたとき
ツッチーを抱きしめた。

「ゴメン。ツッチー。」

そんな悲しい事実を言わしてしまって。

ツッチーにできてる訳がなかった。

一瞬でも、普通の若者をからかう感じで
ツッチーに対して接した僕たちが悪かった。

やはり、ツッチーはツッチーである。
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僕は、彼のかっこいい姿を知っている。

キルビルの衣装を身にまとって、
『海ガメの産卵』をやっていた勇姿を。

ジンジャー麺。

今日、ランチのときにガリガリ君が教えてくれた。

また、うちのチームの天才がやってくれたみたいだ。

その日は、天才と一緒に会社のビルの地下に
晩飯を買いにいったらしい。

天才は、中華屋の前に止まった。

選んでいるようである。
常人ではわからぬ、アンテナで。

「俺、決まった。」

決まったらしい。

「俺、ジンジャー麺にしよう。ジンジャー麺。」

ジンジャー麺?
ガリガリ君は思ったらしい。

ジンジャー麺なんかあったっけ?

天才は、早速注文に入った。

「ジンジャー麺ください。ジンジャー麺。」

「?」

店員さんも思ったらしい。

でも、店員さんは中国の方のようで
自分の知らない日本語なのかも。といった表情で

「はい?」とおそるおそる聞き返した。

「だから、ジンジャー麺だよ。ジンジャー麺。」

天才は、不機嫌に返した。
聞いとけよ。ぐらいの顔で。

つめられた店員さんがカタコトで、

「ジャージャー麺ですか?」

「あ、そうだ。ジャージャー麺だ。ジャージャー麺。」

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一瞬でもキレられた店員さんが、不憫である。

店員さん。
あなたの日本語ヒアリング能力は、問題ありません。
自信を持ってください。


【ジンジャー】
学名/ Hedychium spp 
和名/ 生姜(しょうが)
原産地/ 熱帯アジア インド
ジンジャーの効能/
保温作用、冷え症、末梢血管血行促進、健胃、食欲不振、筋肉痛

犬。


犬って、ものすごく吠える。

僕の実家は、住宅街にあって、うちは違うが
結構立派な一軒家が軒をつらねている。

小学生のときの話だ。

学校の帰り道、いつも一軒家の犬たちが
前を通ると吠えたおす。

一匹が吠え出すと、まわりの犬たちがみんな
塀からのりだして吠えたおす。

ワンワン吠える。
もう誰も止められないぐらい、すごいことになる。

僕は思った。

「こいつらは、吠えても人間がなにもしてこないから
いつもいつも吠えるんだ。」と。

なめんな。

僕はターゲットを決めた。
そいつは、いつもトップバッターでワンワン吠えるシェパードだ。

僕は、そいつに吠え勝ってやろうと思った。

そいつに近づく。

近づくとさらに、「吠え」の勢いを増す。
距離が1mになった。

僕は、一気に吠えまくった。もうワンワン吠えてやった。
声量もシェパードを上回って。勢いも負けてない。


シェパードは逃げた。

その瞬間、まわりの犬に向かっても吠えてやった。

みんな、ひっこんだ。

犬に吠え勝ってやった。

人間をなめんなと。

焼肉屋。

昔、おやじとおふくろと焼肉屋に行ったときの話である。

焼肉屋について、お店に入ろうとしたら
おっちゃんとおばちゃんの10人ぐらいの団体がでてきた。
その中の、5人ぐらいが「紙エプロン」をつけっぱなしででてきた。

それを見ておふくろが笑いながら
「もー、かなんわー。歳とったらみんなあんなんなるんかなー。」と
言ってた。

その日の焼肉屋での会話は、終始おふくろの「どんくさい自慢」だった。
それにおやじが嬉しそうに、「おまえは、ほんまどんくさい。」と
突っ込んでいた。

焼肉もおいしく、満腹に満足しながら焼肉屋をでた。

僕は、なんて言ってあげればいいかわからなかった。

振り返ると、おやじとおふくろが2人揃って
「紙エプロン」をつけていた。

気づいたニ人は、「もー、かなんわ。」と言って
おふくろがおやじをバシバシ叩きながら
ニ人で爆笑していた。。。。
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僕は、彼らからどんな遺伝子をひきついでるのか
不安になった。

遊びません。

僕が働いている会社のビルは、オフィスビルです。

地下とか1階とかに、食べ物屋さんが入っていますが
客層は、大人ばかりです。

そのビルの、入り口の自動ドアにこんな張り紙が貼ってありました。

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遊ぶか。

「お子様向けに貼ってます。」という言い訳も聞きません。

「扉」とか「付近」とかの漢字が読めるようなよい子は
もう、しっかりききわけがついてますし、
張り紙の高さも、ばっちり大人向けの高さでしたね。

絶対、遊びません。

イカスミライス。

今、ランチを食べてきた。
今日は、ドライカレー屋さんに行った。

そこに「イカスミライス」があった。

それを見た僕の友達の天才(※)が

「イカスミって、やだよねー。食べたら顔まっくろになるよね。」

と言ってた。
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黒くなるのは、歯だと思う。

でも、これは僕ら凡人の世界の話なんだと思う。


※天才とは、天然を完全に超えた領域のこと。