テンションギャップ。 | 知らんがな。

テンションギャップ。


今日、後輩2人と昼飯に行った。

昼飯どきに2人がしてくれたお話は
とても楽しいものだった。

二人とも、彼女のいない僕に対して
とてもわかりやすく、『彼』『彼女』との話を
嬉しそうにしてくれた。

とても、先輩思いの後輩たちであった。

そんな、楽しい昼飯も食べ終わり、
会社に歩いて戻っていた。

そのときである、
前から一人の女性が歩いてきた。

そのひとは、とてもテンションが低く下を向いて歩いていた。

ぱっと見も、ふちの大きメガネをかけた
おとなしめの事務員さんだった。
髪も黒毛で、表情も暗い。

そんなひとが、前からテクテク歩いてきた。

しかしである。

その人の、胸には大きなオレンジのハートのアップリケがついていた。

めちゃめちゃ目立つ。

よく見ると、それはベスト(チョッキ)だった。

紺の下地で、肩の部分と
胸の大きなハートが、艶やかなオレンジで構成されている。

セーラームーンかと思った。

正しいセーラームーンは、よく知らないが
あくまでもイメージである。

あのベストは、完全にオシャレとして着るものだ。
決して、防寒対策のみで着るものではない。

着れるものでもない。

だって、肩の部分がオレンジで
胸には大きなオレンジのハートがついているのですよ。

テンション高すぎである。

しかも、その他の
下に着たブラウス、パンツなどは
すべて普通である。

突っ込んでくれオーラー全開である。

見知らぬ人にも、心の中で突っ込まれること必至である。

そのあたりを意識、もしくは覚悟の上で着るベストである。
いや、チョッキである。

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僕は思った。

そんなテンションの高いものを着れる心意気があるのなら、
もう少し、表情や性格にテンションを分けてみてはいかがかと。


しかし、そのギャップを
コンセプトに持って生きているのなら
彼女は一枚上手である。

あのときは、誰かに告白をしに行く途中だったのかも
しれない。

そして、呼び出しといて
なかなかしゃべれず、モジモジしたキャラを演じるのかも
しれない。
しっかり、胸には大きなハートがあるのにだ。

やばい。。

そんな、ウイットに富んだ人に対して
僕なんかがコメントをするのは、おこがましい。

釈迦に説法だ。

いや、ちと違う気がする。

このギャップも、僕は楽しみたい。