音楽レイプ。
僕は、音楽は好きだ。
だけど、めちゃめちゃ詳しいとか
こだわりがあるとかではない。
DJの友達の家に、泊まりにいったときの話だ。
そいつの家にはターンテーブルがあって
レコードとかも、いっぱいあった。
もう飲んでる間なんかも
ハイテンションなクラブミュージックを
ジャンジャカかけてくれて、
部屋中がズンドコズンドコいっている。
はじめは、つっこんだが
まぁ、ひとんち(他人ん家)やし
しゃあないかと、自分に言い聞かせ
飲みの時間を楽しんでいた。
夜も深まり、ほな寝るかということで
先に風呂をいただいた。
風呂からあがり、僕は床についた。
そいつは、風呂にはいってくるわということで
部屋を出て行った。
でも、気配りのできる友人は
しっかりと、新しいレコードをかけて出ていってくれた。
僕は電気を消して、そっと目をとじた。
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寝れるか!
あほか。
だれがズンドコいうてる中で寝れるねん。
あー、いい音やー。
言うか。
僕は、電気の消えた中
ハイテンションなクラブミュージックと二人っきりにされた。
どう見ても、僕も
クラブミュージックをこよなく愛するDJ少年である。
まさに、音楽レイプである。