ゴーフル。 | 知らんがな。

ゴーフル。

~神戸風月堂の職人たちが、
「フランス菓子に和の心を取り入れたい。」と
昭和2年に作ったお菓子。

薄焼きのサクサクした生地に、
バニラ・ストロベリー・チョコレートのクリームを
サンドしたお菓子です。~

ちっちゃいころ、僕はこれが大好きだった。

昔、関西のおばちゃんの
親戚や、よその家におじゃまするときに
必ず持っていく、超定番の手みやげだった。

なんかあったら、ゴーフルを持ってくる。

だから、うちにもゴーフルは常にあった。
いや、どこの家にでもあったのでは。

もう、サクサク食ってた。

普通に食べるのに飽きると
2枚の生地をそっと1枚ずつにして
クリームだけをなめたりもした。

もちろん、5枚重ねて・・なんかもした。

どこにでもいるあほな子がやることは、
一通りやった。

ゴーフルの入ってる箱は、
シックなこげ茶色の丸い缶である。

なんでもかんでももったいないと言う
関西のおばちゃんたちは、これを
小物入れとして使った。

わが家でも、大活躍だった。

でも、同じ缶がいっぱいあるから
どの缶になにが入ってるかは、
おふくろにしかわからなかった。

小物入れをまとめる、箱が必要なぐらいだ。

そんなゴーフルも、東京にいると
あまり食べる機会がない。

そんななか、今週の月曜に会社にいくと
やさしいホッシーが、おみやげでもらったゴーフルを
1枚くれた。

京都出身のマー君も一緒にもらって
みんなでおいしく食べた。

やっぱりおいしい。

なつかしさとおいしさから、ゴーフル談義に花も咲いた。

そんな、さわやかなひとときに、
夏休み明けのコテコテ関西人「ガリガリ君」がやってきた。
http://shirangana.ameblo.jp/day-20040917.html

もう、近づいてくるときから
ニヤニヤしている。

「ども!」

満面の笑みがあつくるしい。

せっかくのゴーフルの香ばしさが
飛んでいってしまう。

「おみやげですよ!なつかしいっすよ!」

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ご想像通りである。

もろかぶりである。

ほんと、『かぶる』とか『うっとおしい』とか
得意である。

だから、関西人はいやである。

【神戸風月堂】
http://www.kobe-fugetsudo.co.jp/index.html