銀座のステーキハウス。 | 知らんがな。

銀座のステーキハウス。

今日、山ちゃん(32歳思春期)とまさおちゃん(27歳彼女なし)と
ランチに行った。

新規開拓をしようということになり、
お店を探した。

ちょっと歩くと
「ステーキハウス」と書いた
ちっちゃなさびれた看板をみつけた。

それは、ビルの地下2階だった。

普通であれば、ランチメニューが書かれているはずだが
まったく書かれておらず
ランチをやってるのかさえ、わからなかった。

山ちゃんの「行ってみるか。」の『鶴の一声』に
僕らは階段を下りた。

さすが、年長者である。

店に入ると、カウンターが鉄板の
ちょっとお高そうなステーキハウスだった。

ステーキメニューは3つだった。

・ステーキランチ(神戸牛)1,680円
・ステーキランチ(オーストラリア産)1,260円
・ステーキ丼 1,570円

どれも、お高いがこのメニュー設定がにくい。

普通で考えると、オージービーフにするところだが
同じ『ステーキランチ』というネーミングで
神戸牛があると、そっちに舌はそそられる。

でも、400円の差はでかい。

じゃあ、ステーキ丼はどうなんだ。となる。
ステーキ丼もよさげだな。
でも、せっかく来たんだから、
肉はごはんの上にのっけられたものより、別にきてほしくなる。

て、ことは
ステーキ丼をたのもうとしたんだったら、
あと100円だして、神戸牛にしようよ。
となる。

そんな会話をしてたら、山ちゃんがまた『鶴の一声』をかけた。

「そうだよ。コーヒー1杯のんだと思ったらいいじゃん。」

このランチに、コーヒーはついていた。
山ちゃんはコーヒーを2杯飲むつもりらしい。

そんなこんなで、ステーキランチ(神戸牛)を3つたのんだ。
僕は、ミディアム。まさおちゃんはレア。
山ちゃんは、ミディアムレア。
間のわかる男である。

目の前で、コックさんがステーキを
フォークとナイフでジュウジュウ焼いてくれた。

味は絶品である。

最高にやわらかく、肉汁したたるうまさだった。

僕らは、がっついた。

神戸牛を存分に堪能し、コーヒータイムに入った。

壁にかかった液晶テレビには
『世界遺産』系の、癒し感満載の映像が
優雅に流れていた。

とそのとき、舞台はスペインにかわり
『闘牛シーン』になった。

マタドールが、牛にぐさぐさ剣をさしているのを
ステーキハウスで見るのも、おつなものである。


今日のランチは、いつもの2倍のお金がかかったが
それ以上に、優雅な時間を過ごすことができた。

贅沢なランチタイムだった。

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しかし、最後は山ちゃんの下ネタ話で終わった。

山ちゃん32歳、思春期真っ盛りである。